アレンジとか省エネとか勝手に呼んでいるので「何のこと?」と思われる方もいるかもしれません。説明しますと・・・
- デュークパターンなどで四角いマスひとつをブロックと呼ぶことにします。
- 元々のサンカ手袋の1ブロックが黒い線を含めて11目x11段で、これを変更したもの(今回は9目x9段)を「アレンジ」と呼んでいます。
- 手首のパターン開始の部分でブロック数が8個のものを「従来型」、7個のものを「省エネ型」と呼んでいます。
ちなみにたたさんのパターンは「従来型」で、日本ではこちらを編んでいる方が多いかもしれませんが、海外では「省エネ型」も多く編まれています。
目数の多い順に 11x11の従来型>11x11の省エネ型>9x9の従来型>9x9の省エネ型 で、手首のパターン開始の部分の目数は 88,77,72,63 (マチの準備目数除く)となり、縦方向のパターン数も省エネ型では1つ少ないので、11x11の従来型と9x9の省エネ型とでは全体の目数にえらい違いがあります。
9x9の省エネ型となれば普通の手袋と目数的には大差ないし、2色しか使わないのでフェアアイルの手袋より楽だと思います。針は前回の流れから0号で編みましたが、きつく編むと小さく硬くなってしまうので1号でも良かったかもしれません(指は0号でいいかも)。ORO3号は11x11の省エネ型だったので指が33目あって太めに感じましたが、今回は27目なので太くなりすぎないというのも嬉しかったです。以前アレンジを試した時は従来型だったので全体も大きめになりましたが、今回はぴったりでした!
ORO4号データ:
糸
シェーラのシェットランドヤーン(濃い色は1かせでは足りない)
針
金属製0号5本針、輪針
サイズ
手首周16cm、手の平周19cm、手首から中指先までの長さ16.5cm、手首編み+ネーム部分の長さ6.5cm
完成品重量
51g
おまけ:
出来上がりサイズが同じくらいになるように編んだ場合の見た目比
まあ、だいたいです・・・
Last modified: 2016/11/09