不埒な編み物三昧へ

ログキャビン

写真1
写真2
写真3

パッチワークのパターンの中でもログキャビンはとっても編み物で作りやすいもののひとつで、多くの方がすでにトライされていることと思います。拾い目をしてまっすぐ編むだけの簡単な作り方で、残り糸ニッティングが楽しめるうれしいパターンです。

  1. スツールカバー(写真1)

    よくドレッサーなどに付いている、ボックスになった四角いスツールのカバーを編んでみました。
    トップは少ない残り糸をいろいろ消費するために小さめのブロックのはぎあわせとし、縁編みから続くかぶせ口はゴム編みにして椅子にぴったり添うようにしました。

  2. ミニマット(写真2)

    かぎ針の細編みだけのミニマットです。
    布キルトでは、ログキャビンのブロックをどうセッティングするかでいろいろな呼び名がついているようですが、これはそのうちの《まっすぐな畝》と呼ばれるものかと思います。
    ほかにも、《飛ぶ鳥》とか《風車》とか《あざみ》とか魅力的なセッティングバリエーションがたくさんあるので、腰を据えて大きい作品に挑戦するのをいとわなければとても楽しめると思います。
    極太を使用したのでとってもしっかりしたマットになりました。

  3. スクラップの醍醐味(?)(写真3)

    『ログキャビン(丸太小屋)パターンの真ん中には、暖炉の火を表す赤をもってくる』と、どこかで読んだことがあります。まだ編み貯めている途中のこのブロックは、それを踏襲しながら大きいものを作ろうという野望の手始めです。
    かぎ針のあじろ編みでのスクラップパッチワーク・ニットです。
    よさそうな残り糸が出るのを待ちながらの作業で、出来上がるのはいつのことになりますか…。
    どうセッティングするかも思案のしどころだし…。
    出来上がったらきっとすてきだろう、という思い込みだけが、“ひとり作業”の頼りです。

ある分の糸で、編んでみませんか?